家のお話。

クーリエ・ジャポンの16号にフランスのルームシェアの記事が載っていた。
なにやらフランスでは、学生だけではなく大学を卒業した社会人の間でもルームシェアは一般化してきたらしい。
何故そうなってきたかと言えば、ライフサイクルの変化、例えば中年離婚をして生活水準が低くなるだとか、若者が色んな生き方を試すようになる、日本で言えばフリーターですな、それの増加。
そして雇用の問題、若者の就職口が不安定なものが増えたのと、求人が短期契約や低収入のものばかりになった為だとか、つい最近も暴動とかおきましたしね。
そんなわけでルームシェアはあらゆる階層、あらゆる年齢で広がってきて、パリでは特に多いとか。*1
こういう風にルームシェアという形で相互扶助していけたりするのは、異なる他社との間で公共性を維持できるフランスならではというか、日本だとネットカフェだもんなぁ。
まぁ、ルームシェアしたとしても、似たもの同士というか・・・同族としかできなさそうだなぁ。またはあのハーレム男の作った奴みたいなの位かねぇ?
同族で固まるか、徹底的に孤人化して孤独に生きるか・・。う〜む。


はてさて、フランスでも日本でも、こうした従来の形としての家や家族というものが崩れているようで、新しい家族・・というか共同体の形が問われてるのかもしれません。
っていうか、ぶっちゃけ親の世代と同じような家族形態とか正直持てる自信ないわ、私は(汗
結婚にしろ子供にしろね・・・。

*1:作家親子と10代の学生、30代の脚本家が一緒に住んだりとかしてるらしいですよ