ドラゴンボールな社会


最近、「人間力」とか「コミュニケーション能力」とか「女力」なんていう、○○力系の言葉が流行ってますねぇ。
この「○○力」系の言葉って、とどのつまりドラゴンボールの「戦闘力」って奴と同じだと思うのですよ。
何を基準に計っているのかいまいち良く分からないけど、とにかくその言葉を使えば対象を序列化する事ができる魔法の言葉。一見データチックで理論的に見えて、全然理論的でも統計的でも無い所もいっしょ。
まぁ、ドラゴンボールの世界は「スカウター」なんて物によって、無理矢理数値化、データ化できましたが、こっちの世界はそんなもんありませんからねぇ。
それでも、こういう言葉を使いたがるのは、それだけ「人間をデータ化したい」って欲求が世間様に溢れているからなんだろうなぁ。データ化すれば情報処理楽だもんな。
そのうち、こっちの世界も「人間力」や「コミュニケーション能力」を計るスカウターが作られたりしてね(苦笑

でも、そうなったら

人間力たったの5・・・。ニートめ!」

とか

イケメン「ほう、これはすごい。キモメンの恋愛力は30000まであがりましたよ。
ちなみに参考までに私の恋愛力をお教えしましょう。私の恋愛力は530000
です。ですがもちろんフルパワーでナンパするつもりはありませんからご心配なく。」

なんてやり取りがうまれそうですな(苦笑