終わったのなら、次の映画を上映すれば良いんじゃね?


さっさと次へ行こう。もう日本という物語は終わったのです。 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ

だから、今は、多くのモノを、諦めるべき時なのだ。

世の中には諦めて良いモノと、諦めちゃダメなモノがある。
生活規模の縮小は諦めても良いモノかもしれない、しかしご飯と自身や家族の安全保障は諦めちゃいけないモノ。
最低限、食べていける環境が無ければ生きていく事はできないし、銃弾が飛び交う中や、疫病の蔓延する土地では安心して暮らす事なんてできないし、そもそも生き残る事が難しい。


だから

余裕と自由こそが、お金で買える、もっとも価値あるものなのだから。

こんな事が言えるのは、ご飯と安全保障の心配をする必要が無い人だけで、そうではない人々は必死こいてご飯を調達し、自分の身を守ったり安全な土地に行かねばならない。
そう、移民や難民達はそれであり、そんな極端な例でなくてもスラムの住人やらホームレスやら日雇い労働者やら毎日を必死に生きなきゃいけない人達は、余裕とか自由どころではない。
だいたい、スキルや人脈を溜める為に働いた所で、過酷な労働環境によって健康を害し、病気になったり、死んでしまったら本末転倒もいいところ。
運良く切り抜けた所で手にいれた余裕と自由だって、たかが知れているし、そもそも、そんな器用にやりたいプロジェクトだけをやり、自分をプレゼンし売り込む事ができる者は多くはないんじゃないか?*1


とどのつまり、悲惨な労働環境や福祉に目を瞑り、そして貧乏を受け入れたところで、自由や余裕を謳歌し自身を小綺麗にプレゼンしマーケティングできる奴の数なんて、たかが知れているし、やってくるのは牧歌的な貧乏なんて物ではなく、悲惨な貧困がくるだけなんじゃね〜の?って私は思うのさ。
っていうか、これって、そういう事ができる、ある程度能力と地位と期用さを持った、桁違いに有能とは言わないけど、一般的に有能と言われる人達の為の文章でしかなく、私のような不器用で無能な人間や、フリーターや底辺労働者にとっちゃ意味の無い話だわ。
我慢して諦めた結果、自分達のご飯と安全保障が侵害されるのなら、我慢も諦める必要も無い。
どうどうと権利を要求したりして、現実を改善するべきだ。

次の映画の準備をしないかい?

だが、正直、要求ばかりもしていられない、『国家』という枠組みもいつかは崩れるし、日本がもたなくなる時も来るだろう。*2
ゆえに、そうしたモノに頼らずともご飯や安全保障を維持する枠組みを同時に考え試していかなくてはならない。*3
国家の代わりに企業様が、「企業的責任」って奴で所属している成員達のご飯と安全保障を維持してくれるならまだしも、そうではないのだからなおさらだ。*4
要はさ、日本という物語が映画が終わったのなら、次の物語を映画を上映すればいいじゃないか、無ければ自分達で作っちまおうぜ!って話。
まぁ、言うは易し行なうは難しで、そうそう簡単にいくもんじゃないけど、現実の社会の問題を直視しながらも、自分が逃げ回る事しか考えていなかったら、新しい物語なんて始まらないし、死ぬまでそうやって逃げ回る事をしなくちゃならない。いつかは戦わなくちゃいけないのさ。

適当にまとめ

っと、そんなこんなで私もアジって見ましたw(ぁ
でもやっぱ、ヘタクソだなぁ・・・。あんな風に書ける才能が私も欲しいわぁ。ってか知識が足りないな私は。
まぁ、あれだ「さっさと次へ行こう。もう日本という物語は終わったのです。 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ」を読んで納得して諦めて、何も考えずに流されるだけの奴は、本当にババを引くから気〜つけろって話でした。

*1:日本人の性質と、日本の会社風土からして、そんな上手くいとは思えないんよね

*2:どっちかっつ〜と右よりな私的には悲しい限りだがねぇ・・。

*3:左翼的な言葉でいえば、オルテナティブって奴?

*4:そもそもそれを保障してくれない、集団や組織、(つまり国とか企業ね)なんて存在価値なんてないと思うんだが