まったく、（色んな意味で）酷い話だね。
『アキバデモ実行委員会コミケ襲撃未遂事件(仮)』に関して:その② - 想像力はベッドルームと路上から
inumash氏との情報すり合わせ : 週刊オブイェクト
実行委員会解散報告 (一部訂正いたします) - 6・30アキハバラ解放デモ 〜公式blog〜
ようやく情報も出揃い、事体も収束にむかっているっぽいね。
しっかし、酷いというかどうしょもねぇなぁ。
結局運営の連中は最後まで、自分のケツも拭けずグダグダで終りにする気なんだろうか？*1
今回の事件でid:inumashさんが色々駆けずり回って調べたり、情報を得たり、JSF氏とやり取りしたりして頑張ってたけど、本来こうした仕事は運営側のするべき事なのにな。*2しかも何の前触れも釈明も説明もなく、いきなり解散宣言出すとか、もうねぇ・・。id:inumashさんは良い面の皮だし、置いてけぼりくらった賛同者や参加者は本当可愛そうだわ。なんかクリルタイにも飛び火してるしさ。
散々周りに迷惑振りまいといてコレは無いよなぁ。
世の中に不満があるなら自分を変えろ、それも嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独にくらせ
もう、本当やっぱ自分のコジレやダメな部分を自覚して向き合ってない奴は運動とかイベントはやるべきじゃねぇよ。参加しても良いけど、あくまで「お客様」や外様でなきゃダメだわ。*3
確かに人間は社会的動物であり、自分のコジレや現状は社会の状況にかなり影響を受けている。けれどさ、社会の状況が変わったところで、すなわち自分のコジレが解消されるって訳じゃないよね。
要は人生の難易度が「very hard」から「normal」になるって程度であって「normal」すらクリアできない人間は、結局コジレやルサンチマンを残すだけだし、最後にはやはり自分と向き合わなくちゃならない。
だからコジレた人は運動やイベントに参加するなとは言わないが、ちゃんと自分のコジレを自覚して、自分と向き合える人じゃなきゃ参加するべきではないよ。そしてそれができない人は運動やイベントをやっても、社会の状況が変わったとしても結局コジレやルサンチマンは解消されないし、周りにいらぬ迷惑をかけるだけだから、大人しくしとくべきだわ。
まぁ、永遠に運動やイベントを続けたい維持させたい連中にとっては、そうしたダメな人達の方が逆に都合が良いのかもしれないけどさ・・・・。
組織の構造としての問題点
あとさ、mixiの晒されたログとか読んでいてわかったけど、あの運営側の組織は構造的にも問題やら矛盾を抱えてるね。組織として大枠は執行部という中心が明確にある、いわば昔ながらの運動の形態だけど、その実執行部は強固な統制もなければ、リーダーシップも無い状況で、組織としては余りにもグダグダ。要は組織の構造としては中心があるけど、実質その中心である執行部には中心がないって事。*4これじゃあ迅速な行動や意思統一だってできやしない。そりゃユダが出てくるのは当然だし、今回の事件のように暴走して痛い事する人だって出て来るし、誰も責任を取ろうとしなくなるよ。*5
こうした組織でもカリスマのある人やリーダーシップが取れる人、実務能力や情報処理能力とかがある人が幾人かいれば、マンパワーでどうにかなるもんだが、中の人がアレじゃあね・・・。*6
個人的まとめ
んで、まぁ今回の事件の個人的総括というか、まとめとしては「人（相手）を選べ」かな？
あと私は６月３０日のデモ自体は評価する。なんの後ろ盾も無い、あんなグダグダな組織でよくもまぁ、５００人も集め楽しませたもんだよ。その点は素直に凄いと思うし、オタクのデモも有っても良いと思ってる。だが運営というか執行部の連中は、もうどうしょもない。コミュでの対応はグダグダ、参加者や賛同者は置いてけぼり、事件は起こすし、それへの対応も後手後手に回り、参加者の一人が四苦八苦しながら弁明したり情報を集めたり批判者側とやり取りしてる中、自分達は勝手に解散宣言。本当「これはひどい」。
批判者側の人達の中に、議論する気なんて余り無い、ただただ煽り侮辱をしたいだけの他人の尻馬に乗った痛い人がいるってのもわかるし、憤りたくなるのもわからんでもないが、運営側の落ち度は看過できない物です。
ただ今回の事件は、これから運動やイベントを立ち上げたいと考えてる人達には、いくつかの教訓になったと思います。これらの教訓から同じ失敗が繰り返されない事を、私は祈るかぎりです。
最後に、今回の事件で迷惑をこうむった人達は本当、ご愁傷様です。
