地元の商店街の話


生存のためピンク街化する地方商店街: Fukuma's Daily Record

ちょwwww思いっきり、うちの地元の話じゃねぇか!
うは〜太田市も有名になったもんだなぁ、悪い意味で(苦笑
まぁ、ちょうど良いんで、太田駅南口のピンク街こと「南一番街」の話でも、リンク先に書かれているとおり、駅出てすぐの大通りが思いっきり風俗街で、市の中心を走るこの通りの両サイドはギラギラしたネオンの看板に彩られており、昼間は人通りはそれほどでもないのですが、夜は客引きがワラワラいるは、怪しい外国人はうろついてるはで、女子供は歩けないような状況*1、男でもあまりの怪しさに行くとかなり引きます。*2

まず中心部に商店街があり、立ち並ぶ店の近傍に住宅地が広がっている。大型店の建設により商店街が寂れ、シャッター街化しだす。そのうちに生き残った店が風俗店に装いを変える。元エントリの地方商店街のピンク街化というのはそういう話ですよね。極端に言うと、勤め人が家路についたり子供が友達の家に遊びに行くのに風俗街の中を通るような街並み。

http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20070821/p2

んで、まぁ引用した文章の通り、大通りからちょっと外れると公園があったり住宅やアパートがあるって状況で、朝や夕方、自転車に乗った学生*3を良く見かけますし、駅前とかにも良くたむろしているし、休日とかイオンに向かうバスとかに行列ができてたりします。ゆえに昼間は風俗街なのに当たり前のようにガキんちょがうろついてると言う現状だし、しかも夏祭りはそんな場所*4でやる訳で、風俗街のど真ん中で小学生が祭りの出し物としての囃し太鼓を叩いたり、出店を回る小学生や中学生の集団を見たりと、かなりカオスな光景を見かける事ができます。*5

最近の南一番街

そんな南一番街ですが、最近また変化してきました。
いつ頃の事だったか忘れましたが、韓国系だか中国系だかの外国人の客引き*6が日本人を集団でリンチして死人を出す事件が発生してしまいまして、警察がいくつかの風俗店へ手入れに入ったり、やはり近隣からの苦情もあってか、いくつかの風俗店が店を閉め、かつて程の勢いは無くなりつつあります。
それに、太田駅とその周辺の高架化改修工事も大分終り、そうとう綺麗になり、周りも整備され始めたので、新しい店もオープンしだしたので、商店街の状況もかなり変わってくるかもしれません。*7

で、まぁ個人的に思うのですが

ピンク街化して生き残れる商店街はまだ恵まれていると思うのですよ。
何だかんだで、太田市群馬県の中でも恵まれている*8方で、群馬の市町村の中にはピンク街化できないほどの、寂れた都市や商店街*9なんて良く見かけますし、半ば廃墟のような様相の駅前*10なんて珍しくもありません。だからピンク街化ってのは、ある程度の人口と雇用を持った地域、つまり過疎化した農村ほどではないが、県庁所在地レベルでもない中規模都市の商店街がでおきている現象じゃないかって思います。
なんていうか、中産階級が没落していって下流化するように、都市もまた中規模の地方都市は下流化し商店街はピンク街していくのでしょうね。
そう考えると、日本で最初のスラムは地方にできるんじゃないかと思えたり。

*1:外の人の価値観だとね、でも実際危ないよ。

*2:個人的には歌舞伎町なんぞより、よっぽどカオスに思える

*3:基本的に太田の勤め人は電車使わない

*4:元は商店街だったからねぇ

*5:東京から遊びに着ていた友人が「良くPTAが文句言わないねぇ」っと呆れていました

*6:結構外国人系の風俗店多いんですよ

*7:デパートだった場所がドンキになってたしな

*8:富士重工や三洋のでっかい工場とかあるからねぇ

*9:前橋の商店街のゴーストタウンっぷりは凄かった

*10:廃墟っていうか何もないのよね